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蜂窩織炎(ほうかしきえん)

f:id:cospapax:20211009090326j:plain当時まだ肝硬変の診断ではなかったのですが、すでに肝硬変の前兆だったと思います。
肝硬変の患者は感染症が合併しやすいです、つまり様々な病気にかかりやすく特に注意が必要なのはウィルスや細菌の感染病です。たとえば、私の場合周りに風邪をひいた人がいると必ず感染します。
最近はコロナの影響で周りがマスクと蔓延防止対策で外出を控えるので風邪に関しては感染がなく、1年以上風邪をひかないのはB型肝炎発病以来で、私にしてみれば、良識を欠きますがコロナ流行の恩恵です。
細菌感染で私が侵されたもっとも重症と言えるのは蜂窩織炎(ほうかしきえん)です、症状として不明瞭な発赤、腫脹、疼痛、発熱があります。細菌による病気で黄色ブドウ球菌や溶血性レンサ球菌からの感染が多いです。水虫や、傷から菌が入り、感染発症しはっきり傷がなくても、毛穴から菌がはいることもあります。適切な治療をしないと、壊死性筋膜炎や敗血症などの重症な合併症を併発して傷部の切断、最悪で死にいたることがあります。足が、かゆくつい爪をたててかいてしまい小さなキズを作ったと思われますが、足に細菌が入り赤く腫れあがり、あれよと思う間に立つことが困難で足を地面につけなくなりました。さほど重症とは思わず外来で病院に行ったのですが、「入院が必要です」とドクターは言います、私は一旦入院を拒否したのですが
「最悪、命にかかわります、たすかるには足の切断しかないです」
そのまま入院しました。
「先生、足の切断は勘弁してください」
「長い入院になる可能性が高いです」
「とほほ」
一般のベットは空きがなかったのですが、先進医療室に入室です。外からの出入りは2~3重で一つのベット専用の空調、完璧にウィルスや細菌がシャットアウトされ、主観ですがベットも広く柔らかい印象でした。
絶対安静で立ったり歩いたりも禁止、当然尿道を取りナニから尿管でオシッコです。