肝硬変は胆石が出来やすい
尿路結石から退院時看護師さんより「石のできやすい体質だから、また結石ができる可能性があります。」と言われ人一倍身体には気を付けているから大丈夫と思ったけど、家に帰ってトイレに行くと便器に結石が少々こびりついている事に、ちょっとした異変に気づくようアンテナ張っていたつもりでしたが、これには気づきませんでした。身体だけでなく物理的変化にも気を付けることを学んだような気がしました。
しかし、一番驚いたのは、病院食の違いです。今まで肝炎で入院していた某国立病院と比べここは民間の病院で食事がすごく美味しい、好きな麺類やフルーツ、ちょっとしたスイーツ。肝炎のカロリー制限食とノンカロリー制限食の違いはあれど、こんなの食って私の肝臓大丈夫かって思いました。
2018年尿路結石から4年がたち結石の事は頭の隅にあるものの生活の中での意識は薄らいでいました。それより「病院で食べた餃子が美味かったなぁ~」好んで食べたことなかった餃子があれ以来好きになり特に王将の餃子がサイコーでした。
王将の餃子ダブルで食べた翌日、仕事中の事です。昨日の餃子せいか食欲がありません、昼食に野菜たっぷりの豚汁をコンビニで買い昼食はそれだけで済ませました。それからすぐ仕事に戻り、いつものようにディスクで腰を丸めて仕事をしていました。「あれ?胸やけがするぞ」胃も痛み出し吐き気もします。「なんか熱っぽい」異変に気が付いた周りが救急車、またも救急車出動!救急車で搬送中やたら喉が渇きます。
「水下さい」
「ここにはないです」
いつもの某国立病院、肝臓の担当医まで駆けつけバタバタやってます。
「急性胆管炎ですね。胆のうに石がつまってます。」しまった!油断してました。また石です。
「それより水ください」
「今は飲んではだめです、しっかり検査します」
食事の刺激を受けると胆汁から水分が吸収され、濃縮される。胆石は、水、ビリルビン、コレステロールのバランスの崩れから細菌に感染したりすることによって、胆汁の結晶化によってできる。そもそもの原因としては、食物繊維やタンパク質の摂取量が少なく脂質や糖質が多い食事のほか大腸菌感染、溶血性疾患、肝硬変等のほか、もともとの体質と考えられております。つまり私の場合結石は肝硬変からくることが理解できました。「豚汁と胆汁なんって!」 その件以降「餃子と豚汁」はNGです・・・
退院3日後、以前から計画していた沖縄行、強制実行、シュノーケルやりました。「やれやれ、凝りんのう」